昨日は力強い風雨がやって来て一日中横殴りの雨だった。強風は夜中まで続き朝方には少し青空も出ていた。春らしい天候とでもいうのか、気温は少し暖かい夜だった。その前夜は何か気配がして玄関を開けるとエゾシカが2頭こちらを気にすることなく草を食んでいた。その数日前には2kmほど離れた牧草地でヒグマがいたそうな。
別海町は春になって来たのだ。
かといって、桜が咲くほどではなく日当たりの良い場所ではフキノトウやツクシが顔を出しているのと、川沿いにはネコヤナギがフワリとなっている。
ところで、家の中に入って来るワラジムシが多くなっている。
こちらも春を察知して出て来たのだろうか。昨夜の強風があまりにすごいから玄関を開けようとしてギョッとした。何百ものワラジムシがびっしりと這いずり回っている。たまらず箒で掻き出して外へ出したがあまりの数に鳥肌が止まらない。
本別海周辺の森や川辺も少しずつ春らしくなり、生き物たちの活性化している。オジロワシやエゾシカ、キタキツネもヒグマはまだ見ていないけど、強い生命力を見せてくれる。それは自然のありのままの姿なのだろう。ありのままに生きるの姿は美しさと滑稽さもあり、自然の多様性を見せられている気分になる。
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